10月7日 頭の体操 数楽から数苦

場所:大阪区民カレッジ中央校           講師:大阪市立大学 山内哲子先生

プロフィール 先生は現在も数学科の教育法の講義されています、以前勤務されていた大阪教育大学付属校(池田校)で痛ましい事件の体験のお話もありました。教科書が10年ごとの改訂の為、現在も中学校の数学教科書検定にも携わっておられます。

 

午前の部  10:00~12:00

テーマ A判、B判の不思議・紙の規格について調べよう

 日常身近に使われてる紙の規格(A,B・・)について疑問に思うこと受講生より出された問題に解答する形式で講義が進みました。

A・B判基準サイズは?   A,Bの違いは

A,Bの関係最初の紙の決め方万国共通か?

数字の意味 数字はどこまで有るのか 

いつ、どこで、誰が、考えたのか

紙の厚さ等々

         紙の規格表
         紙の規格表
左側AO=1平方メートル 右側BO=1.5平方メートル
左側AO=1平方メートル 右側BO=1.5平方メートル


紙の規格は基本となる大きさはどちらもAO・BOです、それぞれの正確な寸法は、日本工業規格(JIS規格)によって決められいます。(上記参照)

紙の規格表 単位mm A列O番とB列O番の面積を計算 小数点第2以下四捨五入するとAO=1平方メートル  BO=1.5平方メートルときれいな数値に成ります。

 だれが、どこで、どのように考えた・・・

A判は、19世紀末のドイツの物理学者オズワルドが提案した規格で「ルート長方形」と呼ばれる形です。AO判の面積を1平方メートルとして定め紙を半分に裁断するのを繰り返しても

縦横の比が一定に成るように決められました、現在は国際規格に採用されてます。

B判は古来の半紙判から昭和4年菊判を参考に商工省が改訂した、そう言えば日本でよく見るB5サイズの大学ノートやレポート用紙などは、B列は日本独自の規格です。

*まとめ

因数分析は中学1年程度ですが、記憶力がよみがえるのに戸惑ったが、先生はわかりやすく丁寧に教えて頂き、紙の規格について楽しく学習出来ました。

 

午後の部  クラスカフェ・クラスの語らい  13:00~15:00

遠足、スポーツ大会、ふあい祭り、催しに関し、各担当係より「連絡事項の報告」 終了後スポーツ大会の種目 スピードラダー、人間サッカー、フリースローの練習を致しました。